十年、ひと昔

社長のコラム 十年、ひと昔

去る11月4日(土)竹田市倫理法人会の設立10周年記念式典がホテル岩城屋で行われました。

メンバーは元より、県下各地から倫友も集まり大いに盛り上がりました。

当時の大分県倫理法人会会長の佐藤博治さん(宮城の炭竈出身)が「故郷竹田の活性化の為」に竹田市倫理法人会を創ろうと思い立ち、甲斐正章竹田商工会議所会頭や土居昌弘県会議員、そして㈱松井組の松井宏一社長を中心として、予め開設の日を3月21日と決めて、式典会場もホテル岩城屋を予約した上で、一社一社訪問し、ほぼ毎日入会を勧めていくという夢のような計画です。(私は佐藤県会長のカバン持ちですが…)

「昭和20年の戦後の混乱の中、日本の将来のために…みんなが幸せになるルールを発見した」

から始まり創始者豊前出身の丸山敏雄先生の「万人幸福の栞 」のお話が延々と続く。

相手は決断を迫られます 。入会するか否か?「チャンスを前にして、考えておくはありません」「答えはハイか、イイエではなくYESしか無い」「物事はやってみないと分からない、入って見て悪ければ辞めれば良い!」と言った調子で…

やがて佐藤会長の情熱が相手に伝わり(根負けしてか?)、入会が1社1社増えていき 夢が実現していく様は、まさに万人幸福の栞の15条の 信ずればなり、憂えれば崩れる「信成万事」そのものでした。とにかく当時の佐藤さんの迫力と云うかオーラは凄かった。

入会社が増えていく中、毎月1回講師を招いて岡城会館で朝6時からモーニングセミナーが開かれた。法人スーパーバイザーと言う資格を持った、よりすぐりの講師のお話が聞けた。

予定より早く50社を達成し3月21日に竹田市準倫理法人会を開設。そして同年11月3日には100社を達成し、初代会長に私が就任、専任幹事 を㈱姫野一郎商店の姫野武俊君、事務長を㈲藤野屋商店の 甲斐昇一郎君と三人で手を取り合って初々しく竹田市倫理法人会が船出を致し
ました。なんと私が46歳・姫野君が36歳・甲斐君が28歳でした。

人前で話す事が苦手だった私が、会長を拝命いただいた事で毎週木曜日のモーニングセミナーで会長挨拶をするようになりやがて苦手意識を克服し、法人レクチャラー(倫理体験報告者)として佐賀県佐久市を皮切りに、全国へと出かけるようになりました。また会長退任後は県南豊肥地区長として、佐伯・臼杵/津久見・豊後大野市のモーニングセミナーに参加、おかげで夜型の生活から完全に朝型の生活に一変させていただきました。

懇親会で当時を振り返ってのDVDが上映されたのですが「あの時僕も若かったなあ~」と今までの人生の中で一番「倫理」が凝縮された10年間でした。

今でも毎朝元気に8時30分から工場で「活力朝礼」を実施しています。

キザですが、総論として 人はちょっとしてキッカケで変わることが出来る。

色々な事が起きるが全てが意味のある事を知らせ。全てが繋がっている。
そして、逃げずに善処。気づいた時にサッと処理すること。

変わったのは外見?だけではありません(笑)