やっぱり人なり

よく人から、貴方はいつも何処かに行っていていいなぁって言われます!
卸関係の会社の営業の場合には、都市部への出張は当たり前ですが私の場合は…そう言われて見ると確かに最近出張が多い、8月はお盆明けの20日に佐賀県唐津市へ、31日〜9月1日は、北九州方面へとどちらも視察という名目です。

トヨタ自動車九州株式会社 宮田工場を視察


去る8月31日(金)には福岡県若宮市のトヨタ自動車九州株式会社 宮田工場に、大分県整備振興会竹田支部で視察に行ってきました。ここは、日本が誇るあの世界ブランドの「レクサス」のRX、NX、CT、ESを生産しています。昨年は36万8,000台 その内海外へ輸出が90%の33万1,200台、残りの10% の3万6,800台が 国内向けに生産されています。

緑に囲まれた広大な敷地の中に設計開発部門の「テクニカルセンター」「PR館(ウィング21)」そして「第1組立」「第2組立」「第1塗装」「第2塗装」「第1ボデー」「第2ボデー」「プレス」「プラスチック」「ユニット」そしてテストコースまであります。

コンパニオンが笑顔でお出迎え


あまりに広すぎて何処から入館して良いのやら?…取引業社のトレーラーや大型トラックがひしめき合っています。
「いらっしゃいませ!」とコンパニオンが笑顔でお出迎えしてくれました。

シアターウィング21で「プレス→溶接→塗装」の行程についてレクチャーを受ける

PR館のショールームでレクサス展示車を見学した後、シアターウィング21で「プレス→溶接→塗装」の行程について10分ほどスクリーンでレクチャーを受けました。

ロール状の鋼板やアルミ板を最大加圧4,600トンのプレス機で、1日当たり500トン以上の鋼板やアルミ板を切断・プレスします。ここでクルマのデザインに関わるドアやフェンダーなど300点前後の部品を先駆的な技術で加工しています。

高精度で高剛性なボデー作り


次に約1,000台のアーム型のロボットが約3,000〜4,000打点の溶接を施し高精度で高剛性なボデーを作ります。溶接したボデーを洗浄後、熟練スタッフとその技術を再現したロボットが下塗り、中塗り、上塗りを施し鏡面のように美しい艶肌の塗面に仕上げます。この有様はまるで映画「スターウォーズ」や「マトリックス」を見ているようでした。

組み立て工場を見学

次にバスで移動し組立工場に移り、ここからが見学の工程となります。ここでは約2,000人を超えるスタッフがウィンドウやエンジンなど約6,500点もの部品を組み付けていますが、意外とゆったりとした雰囲気です。安全とクリーン化を徹底した工場は今まで見た他のとは比べ物にならないくらい「静かな」環境です。

ラインを見ているとRXシリーズのブラックが、次にNXシリーズのシルバーが、その次にESシリーズのパールホワイトと色んな車種・タイプ・カラーのクルマが出てきます。この時点ではドアは付いていません。一見バラバラで非効率に思えますが、実はオーダー順に沿ってエンジン、室内のカラー、シート形状等もコンピュータ管理の上で作業行程で無駄を出さないトヨタ式ですね。

アクシデントまたはトラブルが起こった場合には、直ちにラインを止めて何処で起きているかをライトや音で報せスタッフが駆けつけ、いち早く確実にトラブルを解決出来るように協力する工夫がなされています。

また作業環境においては、狭い車内へ腰掛けたままで椅子がスライドし無理なくスムーズに作業ができるよう「楽々シート」を工場内で開発製作したそうです。作業効率を考えて別のラインでドアの内張りの取付を立ち姿勢で、後にボデー本体と合体する事で健康面にも充分配慮した工程となっています。

Perfection‼トヨタ九州のこだわり

そして最後に特筆すべきは、組み付けが完了したクルマの外観や機能、ドア・フードの隙間や段差など約1,800項目に渡って入念に検査 。 “目で見て” “手で触って” “耳で音を聴いて”の徹底。1台の車がラインから完成車が出来るまでおよそ19時間かかるそうです。『Perfection‼』トヨタ九州のこだわりに脱帽です。

感想 : 良い仕事をするには、環境づくりとモチベーションの維持、そして徹底した危機管理。
弊社も「お客様満足度アップ」を旗印に、1に改善! 2に改善! 頑張りま〜す!
P.S 所要時間1時間半結構歩きますよ。 コンパニオンのトヨタガールのガイド付!可愛かった❤
皆さんも是非 機会があれば行って見てくださいね!

トヨタ九州工場見学について

▪工場見学無料
▪要予約
▪PR館 館内見学申込/不要
▪入館料/無料
▪工場見学予約/希望日3カ月前の月初めから1週間前まで受付
▪工場公開日/月〜金曜日の平日・一部祝日(年末年始・ゴールデンウィーク・夏季連休は除く)
▪見学予約/ウェブサイトよりお申し込みください。
 →https://www.toyota-kyushu.com/factory/reservation.html

ご当地ナンバープレート事前申し込みについて

国内41地域で10月から導入される「ご当地ナンバープレート」の事前申し込みが10日からスタートしました。大分県の図柄は「おんせん県おおいた」のロゴマーク。
自動車と自家用の軽が対象。新車や中古車の購入時だけでなく、現在乗っている車にも付けられます。
手数料は中板(2枚セット)が8400円、大型のバスやトラック用の大板(同)が1万4400円。通常は白
黒ですが、地域の交通改善や観光振興に使われる寄付金を千円以上納めればカラーも選べます♪
*当社にて代行の場合は別途手数料を申し受けます