社長のコラム
ロータスタナベの研修旅行! -京都・伊勢方面-
去る6月24日(土)~~26日(月)で、京都・伊勢方面にロータスタナベの研修旅行に行ってきました。梅雨真っ只中、雨を覚悟の出発でしたが・・・。
大分駅を8時41分に出発し小倉で新幹線に乗り換え、京都駅に着いたのは12時54分。お天気はなんと曇りで、暑くも寒くもないほど良い湿度!
幅25m 奥行き10mの小宇宙 右京区の「龍安寺」で石庭を鑑賞
予約したジャンボタクシーで、先ずは右京区の「龍安寺」へ。庭園内にある西源院で庭を眺めながらゆっくり湯豆腐とアルコール少々をいただきあの有名な石庭(枯山水式)を観賞。
なんと素晴らしい!東西幅 25メートル、奥行き10メートルの長方形は畳150畳の広さ。白砂の中に一見無造作に置かれた15個の石、実はどこから見ても一つ石が隠れて同時には14個しか見ることが出来ません。庭全体は宇宙を表し、15と言う数は、「完全」を表し、一つ足りない設計になっており「不完全」を意味します。また一見水平に見える庭は右側に向かって低く作られ傾斜をつけ雨水が溜まらないよう排水が施されています。また、囲む土塀の高さが左から右奥に向かって低くなっていて、遠近法の原理によって実際より奥行きと広さを感じさせる様に施されています。未だ作者が誰なのかわからないそうです。
仁和寺 巨大な門と阿吽の仁王像
車で2、3分で吉田兼好の徒然草を思い出させる仁和寺へ。東門から入るとそこは静かで趣のある広大な境内。左に折れて重厚で巨大な二王門をくぐると、正面に嵐電北野線の御室仁和寺駅が見えます。振り返ると左右に立ち並ぶ阿吽の二王像が私たちを睨みつけています。


王朝の雅な佇まい 入母屋造りの宸殿(しんでん)、福永晴帆作の松の絵、堂本印象が描いた襖絵等を鑑賞
再び門をくぐり御殿に入ると王朝の雅を今にも偲ばせる檜皮葺き・入母屋造りの宸殿が。白川砂を敷き詰めた簡素な美を表した南庭、池を配しその奥に中門の屋根と五重塔がそびえ立つ晴れやかな北庭と対照的な二つの庭園を観賞し、白書院では、福永晴帆作の松の絵が部屋全体に描かれ、黒書院では、堂本印象が描いた襖絵が室内全体を埋め尽くしその格式の高さと優雅さに驚きました。


千年を超える歴史の仁和寺
仁和寺は真言宗御室派の総本山、そもそも第59代宇多天皇が仁和4年(888年)に完成、後に出家し仁和寺第1世宇多(寛平)法皇となり、以後皇室出身者が門跡を務め「御室御所」とも呼ばれ親しまれてきました。応仁の乱で大半を焼失したものの、後に徳川三代将軍家光によって再建され現在に至っています。また仁和寺は京都で1、2番の桜の名所で背丈の低い遅咲きの御室桜の咲く時期は大変な花見客で賑わうそうです。
清水寺の参道で京都土産を購入、先斗町の居酒屋 「六傳屋」で夕食!
次に予定の清水寺は夕方のラッシュアワーで参拝は断念して、清水寺の参道で京都土産を買って四条烏丸通のホテルにチェックイン、人通りの中を30分歩いて先斗町の居酒屋 「六傳屋」へ。みんなたらふく食べ過ぎて散歩がてら河原町の川沿いを涼みながら高級料亭立ち並ぶ祇園の花見小路通を通って八阪神社から四条通りを小1時間かけて歩きホテルへ到着! あ~ しんど!1日目終了!
よく歩きましたーお休みなさいZzzzz
次号に続く(^-^)